リングアカデミーの理念
進むべき道を自ら定め、歩んでいける子に育てる。
京都府に限らず、多くの都道府県において、昨今の高校入試業界では学校の学習範囲を遥かに超え、入試範囲までも超えて、無意味に難しく、量が多い学習を強制するような受験指導が一般的となっています。
そして、そうした指導を受けた生徒の多くは、勉強を他者から与えられたものを頑張って消化する行為だと認識します。そこに自主性は存在せず、必要な情報を自ら選択し成長していくことができません。
その結果、「目標達成に向けて自分は何をするべきか」を考えて実行する力がないままに進学校に入学し、それまでよりも明らかに自主性の発揮が求められる高校生活、大学受験において多大な苦労を要することになります。手取り足取り教えてもらえるわけではない環境の中で、取捨選択ができないために情報の多さに困惑し、正しい方向に進めなくなってしまうのです。
こうした現状を変えたい。自ら進んで学び、自分で成長していける子を育てたい。それこそが我々が教育を行う目的です。
先生と生徒という関係である以上、当塾でも多くのことを教えて、多くのものを生徒に提供します。しかし、それによって生徒が受動的、受け身になることはありません。それは、発信側である我々の根底に「すべては生徒の自律のために」というマインドセットが常にあるからです。
自分の進む方向を自分で決めて、自分で道を作って自分で進んでいく。この重要性を理解する者だけがリングアカデミーの講師として生徒の指導にあたり、生徒が真の自主性を体現できるよう伴走しています。
未来ある子供たちへの学習支援を行う者として、志望校合格へ向けた受験指導による教務的価値のみならず、その先を見据えてより良い未来を創るための本質的な価値を提供します。
それこそが学習塾本来のあるべき姿だと全講師が確信し、日々指導にあたっています。
教育方針 生徒の自律を支援する
まだまだ発展途上である中学生にとって、いきなり自主性の発揮を求めることは現実的ではありません。そこで、当塾では目標設定から達成までを3つのステップに分解し、それぞれのサポートを通して自主性の確立を図っています。
目標達成までの3ステップ
①現状の自分を知ること、目指す理想を知ること
入試において、現状の自分とは各時点での自分の学力、目指す理想とは志望校の入試で要求される学力を指します。受験勉強はこれら二つを比較し、その差を認識することから始まります。当塾では、合格に必要な力を授けるために専門塾ならではの狙い撃ちの授業や入試情報をお伝えするイベントを、現在の実力を認識していただくために過去問演習講座や志望校別模試を、それぞれ実施しております。
②現状と理想のギャップを埋めるための短期・中期・長期の計画を立てること
自分の学力と志望校で必要な学力を知ったら、次はゴールの設定です。入試は定期テストとは異なり、満点を目指すものではありません。問題が難しい試験であれば、60%の得点率があれば合格できます。また、人によって得意不得意があるので、すべての要素で志望校のレベルに到達している必要はなく、数学で70点、国語で50点のように、科目間で目標点の差があってもOKです。そのため、リングアカデミーは集団塾でありながら、生徒一人ひとりの目標や学習状況に合わせて宿題の選定を行うなど、きめ細やかなサポート体制を用意しています。
③計画の達成に向けて、日々確実に行動すること
中学生は受験勉強だけでなく、学校での勉強や課外活動にも取り組んでいるため、どうしても計画通りに進まないことがあります。立てた計画をその通りに実行したり、崩れてしまった計画を立て直すためには、一人で管理しようとするのではなく、勉強のペースメイクを一緒に行なってくれる存在が必要です。リングアカデミーでは、生徒と講師の綿密なコミュニケーションを欠かさず、受験という人生の一大イベントに責任を持って伴走させていただきます。
こうした取り組みが実を結び、毎年多くの子が自分で考え、自分で成長する力を手に入れて、志望校への合格を果たしています。
リングアカデミー代表 片岡悠輝